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05

春爛漫

    季節は卯月           2019年4月4日



春の訪れを察知したかのように、島の台地が俄かに輝き始めた。

遥か南からの暖かい黒潮の流れに乗って、トビウオやカツオが島にやって来ると、
急かされるように目覚め、あちらこちらで衣替えが始まったのである。


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先ずは、こちらの島の春を代表するフリージアの花。
生育期間の気温の寒暖に大きく左右される花であるが、今季は好天に恵まれた
ことで順調に育ち開花を迎えた。



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深紅のこの花に出会うと、何故か躍動感に包まれる。
まぶしいほどに輝き、酔うほどに甘い香りを放ち人々を魅了する。



こちらは、イワタイゲキの花。
過酷な生育環境を撥ね退けて岩陰にひっそりと咲くこの花は、感動を覚えずには
いられないほど逞しい花である。

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さて、海となると中々釣果の上がらない今シーズンのメジナ前線。
本島周りは低調で、特にオナガメジナは何処へ消え去ったのかと思わせるほど
魚影の薄さが際立つ。

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西風の強い本日、風を避けるように島の北東部の磯「アブラト」に入った。
なんと、背後の八丈富士は、「オオシマザクラ」が山肌を染め上げて満開を
迎えようとしているではありませんか。

さあ~吾輩もこれに肖り・・・満釣・・・いや爆釣・・・と思いきや。


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ダツ、カンムリベラ、フグ、サンノジと招かざる客のオンパレードではありません
かいな。
これは弥生の月から続く昼間のパターンと諦めて、勝負は夕まずめと心得その
時を待つことに。

日没が迫る・・・その時


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               クチブトメジナ


やっと、やっと、やっとこさの一尾となったのでる。









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25

暗くなるまで

    南原千畳敷         2019年2月24日



如月も後半ともなると、メジナの本格的なシーズンを迎えて、あちらこちらで釣果
の花が咲き始めるのだが、今年は未だに硬い蕾のままの状態が続いている。
特に、本島地磯では活性の気配が感じられない。

それでも、「南原千畳敷」へと足を運んだのであるが・・・

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今日は日曜日、本来であれば午後からの入磯は、先人に占領されて入ることが
難しい場所であるが、今日は広い釣り場も他に二人だけである。

「夕まずめ」の勝負に賭けて余裕の開始となったのであるが、水温が20度に迫っ
て来たことで予感が的中。


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厄介者の代表格であるダツ、ソウシハギの猛攻に襲われたのである。
釣り人が多い時は撒き餌を控え、暫く休戦タイムで追い払うことが出来るのだが、
一人では、撒き餌を打つ場所を変えて誘導する「騙し」の一手となる。

だが、奴らの目の良さと、数の多さ、そして、何よりも釣り人が日頃学習させた経
験値はその「騙し」を嘲笑うほどに賢さを備えていたのである。

吾輩の脳ミソを、いとも簡単に凌駕するほどの恐るべき能力を会得し進化して来
ているではないか。(笑)

こうなると日没を待つしかあるまい。


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日没後30分、待望のオナガメジナが来た。
待った甲斐はあったものの苦戦した一尾であった。



    岩ノリ         2019年2月11日


今季初めての「岩ノリ」採りとなった。
荒れた日が続いて中々磯に入れなかったが、ようやく凪となり初採りとなった。


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昨年とは異なる場所で、過去にも権利を得ることのなかった初めての場所である。
生育状態はまずまずと思われるのだが、全体の繁茂は疎らに感じられる。


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取ってから干すまでの作業の流れは以下の通り。


F-41-3.jpg  F-41-4.jpg

採った岩ノリは手早く水洗いして、汚れや砂を取り除く。
特に砂は丁寧な水洗いが必用で、ノリを掻き混ぜながらバケツの底に沈ませる
ように注意を払い3回程水を変えて行う。


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エイガと呼ばれる干し道具に敷き詰めて、2日ほどで乾かせば出来上がります。
島の海苔は、強い磯の香と、甘味のある独特の触感で絶品との好評を頂いて
おります。
是非ともご賞味ください。









23

水温は下がって好期を迎えたのだが

    シショオケ           2019年1月23日




昨年末から続いていることであるが、中々、釣りに出掛けることが出来ない。
冬の時期ともなると、海のご機嫌が頗る良く無いことが一番の要因ではあるが、
だが、このことだけでは無いことに遅ればせながら気付いた。

それは狙いの釣り種を広げたあまり、あれこれと考えては準備だけに時間を費
やして、肝心な釣行のチャンスを逸していたのである。(笑)


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               シショオケ


てなことで・・・今日は迷うことなく「フカセ釣り」に専心。

強い冬型の気圧配置で入磯が困難な西側であったが、本日は配置が緩んだ
ことで、ようやく竿を出すチャンスが巡って来た。

そして、数年ぶりに「シショオケ」の磯へと。

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               クチブトメジナ


コッパやダツを掻き分けるようにいらっしゃったのが、「クチブト」であった。
一瞬の「時合」であったのであろうか、その後は餌取りに舞台を占領されて
コマセを撒くだけの「養殖場」へと様変わりしたのである。(笑)

次第に上げ潮と風が増して、低い釣り座が波に洗われて来たことで断念し納竿。

      黒潮は大きく西に逸れて北上。
      中潮  水温19度






    岩ノリの入札      2019年1月18日



1月18日に岩ノリ等の行使料の入札が行われた。
採取の権利を得るための入札で、100ヶ所以上に区分けされた磯を思惑の
値段で競い合うのである。

これまでの実績、今期の見通し、財布の事情等々・・・と会場は目まぐるしい
心理の駆け引きで静かな熱気に包まれる。

当然のことながら、収穫の望める場所は高い値が付くのである。


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                岩ノリ


今期の成長はやや遅れで、まだ採取には至らないが、水温が下がって来てい
るのでこれからに期待大である。











05

初釣行

    手始めはフカセ釣り           2019年1月4日



   明けましておめでとうございます。
   旧年中は大変お世話になりました。
   本年も変わらぬご愛顧のほどよろしくお願いいたします。



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                 アブラト


年が開けての「初釣り」はフカセ釣りとなった。
西風が続き荒れた西側を諦めて東側へと向かったのであるが、こちらも予想以上
にウネリが高い。
何ヶ所かを周り落ち着いたのが、「アブラト」となったが、暫し波の様子を見定
めて大きなウネリを躱せる釣り座へと入った。


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              ハタタテダイ



開始早々にお目見えしたのがナントナント「ハタタテダイ」ではありませんか。
予期せぬゲストの優雅な容姿に暫し魅入り、これぞ新年早々のサプライズでは
なかろうと、今年一年の幸運へと勝手に結び付けたくなったのである。・・・(笑)

記念撮影を急ぎ、御帰宅へと鄭重なお見送りをして釣りを再開。


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                オナガメジナ



再開して暫くは「ダツ」の猛攻を受けたものの、その後、吾輩の両脇に距離をおい
て釣り師が入って来たことで厄介者が散り交い、型には不満を残しつつも、そこ
そこの釣果を得ることに。

        本日の海況   黒潮は大きく西へと外れて北上中
               大潮  水温20度
       




11

水入り

    クニノミチ       2018年10月11日




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                クニノミチ


今日の天気予報は、午後から「雷」を伴う大雨とのことであるが、朝の天気は予
報を覆すほどの好天ではありませんかいな。
「予報は外れた!」と思い込みクニノミチへと急遽向かったのである。

今日は「ルアー」で狙ってみようと、仕掛けの準備を急ぎ左側の「メカタ」の先端
に釣り座を構えることに。


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まずは表層からダイビングで攻めようと「ローデット」を先発の起用でスタート。
暫く続けるも反応が無く、シンキングの「OZMA」や「コンタクトベゼル」に変え
て投げ続けていたその時、背後の山をふっと振り向くと、ナント ナント真っ黒い
雨雲が襲い掛かるように迫って来ているではありませんかぁ~。

「こりゃ~やばい!!」・・・おまけ付きの雷に襲われる~~(汗)

「さあ~これから!」と臨戦態勢に入るも束の間く、水をさされる羽目に。
道具を片付け、一目散に退散と相成ったのである(汗)。




    赤松コクン潟         2018年10月9日


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              赤松コクン潟



この磯は、フカセ釣りで入磯して以来の場所で、しかも数年間のブランクがあった
ことを想い起こすほど久し振りの磯である。
アカハタ狙いで入ったのであるが、この場所は「どんなもんかいな」と探りを擽ら
れての入磯となった。

一投目からヒットとなり好調な出だしとなった。
順調に釣果を伸ばし、しかも根掛りが少なく、ワーム、シンカーのロストも最小限
に抑えることが出来て、此の上無い釣りと思うほどあったが・・・


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だが、ヒットしたアカハタをスカリに収めていたその時、一隻のカヌーがフィー
ルドに忍び込んで来たではありませんかいな。

沖にいるのは分かってはいたが、一瞬の間を見逃すこと無く待機していたとは予想
外のことであった。


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どうやら、10月に入り「イセエビ漁」が解禁となったことで、網を仕掛けに入っ
て来たようである。
趣味の釣りとは違い、彼らには生活の掛かった職業であることを思えば、この場
を素直に譲るしかあるまい。

「いずれ又来れば良い」・・・今日の勝負は棚上げの 水入り と、自らを納得させ
るように大きな長息をついて撤収したのである。





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