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好かれたもんや

    水温低下           2018年5月25日



海水温が数日前から急激に20度台へと下がった。
南から北上して島を包み込んでいた黒潮本流が東へと逸れて遠ざかり、西から
冷水域を招き入れたことが原因のようである。
海の中は、場所によって20度を大きく下回るほどの冷たさで、地上に例えれば
弥生の月に逆戻りしたような状況となった。


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                 ヨコモウ



数日間低水温が続いたことで、俄然と「フカセ釣り」に気が向いたのであるが、
その場所が、事も有ろうに因縁の「ヨコモウ」となったのである。

海が穏やか過ぎることが気になったが、日差しを遮る雲の厚さに心地良さを感じ
ながら、久し振りのメジナとのご対面に期待を寄せ始めたので
あるが・・・



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               カリキヌ(サンノジ)


ウ~~ン 又かぁ~~!!
又してもこのお方、釣行毎度のお目見えである。
なぜこれほどまでに縁深くなったのであろうか・・・困ったものである(苦笑)


本命の気配を感じることも無く、時間だけの消耗戦。
打つ手も尽きて、最期には極端な棚を探る事になるのであるが。



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               カサゴ


いらっしゃったのはカサゴ。
深い棚の常連ではあるが、フカセでのお目見えは希である。
「棚はこれで良し」と納得を得て、今日の日の最後の賭けに。


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           尾長メジナ



功を奏する一尾であったのか、将又執念の一尾であったのか・・・
やっと来たのである。







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早くも真夏?

    異常な暑さ         2018年4月22日



何と・・・なんと・・・驚きの暑さである。

まだ卯月なのに、各地で「夏日だ!」 「真夏日だ!」などと季節外れの異常な
暑さが報じられているではありませんか。

弥生の月には春の訪れが早いと聞かされたのであるが、それから幾ばくも経た
ない間に、「もう夏が来た!」と人間社会は騒ぎ立てるのである。

では、この異変に自然界の植物はどうであろうか・・・花々を覗いてみることに。

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山肌を白く染め、春の賑わいの主役を演じていた「オオシマザクラ」も、花衣装を
脱ぎ捨てて、輝かしい新緑の葉衣装に衣替えを済ませているではありませんか。



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               イワタイゲキ

過酷な環境の中で健気に花を咲かせたが、今はその最期を惜しむかのような
「名残り」の花姿に・・・思わず・・・来年も又よろしくネ。


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               シャリンバイ


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               トベラ               


シャリンバイとトベラもいつもより早く花を着けて、暑さに乗り遅れまいと賢明なご様子。


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              ガクアジサイ

こちらも、この時期の開花としては異常な早さ、梅雨の時期まで待てなかった
のでしょうか。 それとも、暑さに急かされて・・・
強い日差しにバテなければ良いのだが。


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              カジイチゴ

もう、すでに甘い実を着けているではありませんかいな。驚きの早さで~す。


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        ヒルガオ              ハマヒルガオ



今、この異常と思える季節の変化に、人のみならず「生きとし生けるもの」すべて
が、賢明に順応しようと大童ではありませんかいな。

元来、賢明な順応さを持たない吾輩は、冷えたビールがあればそれだけで。
ゴクリの一杯・・・うわ~おっ~ の一声あるのみ。(笑)







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春 麗

   フリージアまつり        2018年3月25日



八丈島の春の祭典「フリージアまつり」が始まった。
今年は、3月25日から4月8日の期間となり、例年より数日遅れての開催と
なった。


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本土では弥生の月に変わった途端、異変と思えるほどの気温上昇で、桜の開花
が急激に早まったとの便りである。
それまでは、大雪に見舞われて閉ざされていた春便りであったが、急かされるか
のように急発進となった桜前線である。

島も漏れる事無く暖かさに恵まれて、ご覧のような見頃の花畑となりました。



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赤、白、黄色、紫・・・多彩な花々は、満面笑みを魅せながら甘い香りを漂わせ、
春の宴とばかりに燥いでいます。



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ひと昔、この島の地場産業に君臨していた「フリージア球根栽培」であったが、
時の流れの中で衰退の一途を辿り、今では生産農家を見ることはほとんど出来
なくなった。

かつては、島の至る所で見かけるほど、島の人々の暮らしに寄り添っていたフリ
ージアであったが、当時の懐かしい思い出を今に繋げる事の出来るのは、残念
ながらこの場所だけになってしまった。


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   どうぞ、フリージア畑で長閑な島の春をご堪能下さい。
 














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再チャレンジ

    海は穏やかであったが      2018年3月18日



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               ヨコモウ



前回、入ることの出来なかった磯「ヨコモウ」に入った。
今日は風裏となったこともあって、穏やかな出迎えを受けることに。


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釣り場に降ると、旺盛に繁茂していた岩ノリが終焉を迎えたのであろうか、光沢
を失い白く変色した姿となって目に飛び込んで来た。
真冬の磯を謳歌した主も、季節の便りに押し流されるかのように枯渇して行く。
「冬の風物詩」の幕引きであろう・・・寂しいものがある。


観照に浸るも束の間、前回のリベンジとばかりに「フカセ釣り」の支度に取り掛
かる。

今回もロッドは、ゼロサム弾 磯V3 2号 5、3M
    ハリス  ブラックストリーム 5号


開始早々来いらっしゃったのがこちら。

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               カンムリベラ

3K級ともなると突進力は凄まじい。
「焦ることなく時間を掛けて・・・」と思っていても、ハリス5号となると心中穏
やかにはいかないものである。

足場を固め腰を据えて必至の攻防が続く。
やがて朧げながらも魚体が認識出来るまでに、距離を縮めて浮かせの体制に
入った瞬間、鮮やかな「グリーン」色に期待は粉砕され、瞬時に奈落の底へと突
き落とされるのである。
本命への期待は大きかっただけに・・・(笑)


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               サンノジ


次に襲い掛かって来たのがこのお方。
前回の「鮫切りワンド」のサンノジに引けを取らないほどの凄まじい引き
である。
4000番のり―ルも「堪ったものではない」と、悲鳴を上げるドラグの逆転音。
「今度は本命」と期待を抱きながらの攻防であったのだが・・・
又もや裏切られて奈落の底に・・・(大笑)


折れる気持ちを立て直して釣りを続けるも。

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               サンノジ


又しても、「招かざる客」の3連発には意気消沈の戦意喪失・・・(苦笑)

3尾の猛者も流石に疲れ果てたことであろう、メジナのように掉尾することは
無く、ただ横になって澄み切った春の青空を見上げているだけなのである。

渾身の呼吸であろうか、青色吐息が微かに伝わって来るような3尾の方々に、
二度と「青空を眺めに来るでは無い」と言い聞かせて、早々に御帰宅頂いた。


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想定外の招かざる客に翻弄され、出番のなかった尾長メジナがどうにか一尾。

帰りの急勾配の登り坂は、足取りも重く感じた「不完全燃焼」の吐息坂となった。

だが、果敢に対峙したゼロサム弾磯V3は、猛者に余裕を見せ付けた強いロッド
であると「意気揚々」の凱旋となったのである。





















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アクシデント

    予想外                  1080年3月12日



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              ヨコモウ


ヨコモウの磯に入る予定でいたが、予想以上にウネリが高く、釣り座に被る波の
様子を暫しの観察となった。
「別の場所」へとも考えたが、右手奥の釣り場「鮫切り」が突如として脳裡に浮
かび躊躇いなく足を運びことに。


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             鮫切りのワンド


だが、「静かであろう」と思いこんで釣り座へと降りたものの、想定外の状況
に緊張が顔を覗かせ・・・・・・さあ~~どうしようか?

西からの風を遮り、飛沫を避けられる釣り座を見定められるかのチェックタイム。

やがて・・・ここならOKとのGOサイン発令と相成り。


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白濁の波間から早速「いらっしゃった」のは、実に綺麗なデップリ容姿の口太
メジナ。
水温19度、若干の上昇も手伝い間髪を入れずに続くイスズミ。



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そして、予想外の強烈な引きに襲われることに。

リールは、悲鳴を上げてラインを吐き出し、沖へ沖へと疾走されるがままに。
ドラグを締めたくても5号のハリスでは心持たない。

それでも、ロッドを立てて走りを緩め、必死の抵抗で反撃攻勢の機を待つ。
ロッドの絞りが心持ち軽くなった瞬間、リールが今とばかりに巻き上げに掛かる。

敵も然るもの、再び反撃の狼煙を上げて横へと走る。
走らせて成るまいと、ロッドは逆へと向きを変えて押さえ込みに掛かる。

               
               
               

どれほどの時間を要した攻防であったろうか。
ようやくタモ入れへと漕ぎ着けたのであるが・・・


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7メートルのタモの柄が辛うじて届く高さからの取り込みは、これまでで一番大き
なウネリに襲われることに。

タモ網に収め取り込みに掛かろうとしたその時、襲い掛かる横波に攫われまいと
必死に抵抗したタモの柄は「 バキッー!」の大音響と共に真っ二つに
圧し折られてしまったのである。

敵は3K超のサンノジであった。







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