15

再チャンス

    乗り遅れ             2017年7月14日



文月に入ってから海水温が急激に下がった。
突如として現れた冷水塊に、島がすっぽりと包み込まれたのである。
このことで、イカ釣りファンには願ってもないチャンスが再び訪れ、夜の堤防は俄
かに活気付いたのである。

だが、今回の冷水状況は長く続かず、黒潮の接近により水温の上昇が始まった。
それでも、まだまだチャンスとばかりに堤防へと馳せ参じたのであるが・・・


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陽はスッカリ沈み、暗闇の八重根港堤防(低堤)を見渡すが、人影は僅かに確認
できるほど。
「イカ釣り」は、底土港や神湊港に比べると分の悪い今シーズンであるが、それで
も、そろそろ・・・どうにか・・・などと勝手な思いを巡らせて始めたのである。


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本日の水温は24℃に上がり、ほぼ平年値に戻った。

テーラに鶏の塩漬けササミを巻き付けて投入したら、後はひたすら待つのみ。


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そして・・・待つこと2時間、一点の灯りに集中していた沈黙の世界が弾けた。


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               ケンサキイカ

やっとこさで乗ったのである。

予期せぬ冷水塊でチャンスが訪れたものの、そのチャンスを逃してしまった今
シーズンのヤリケン(ヤリイカ、ケンサキイカ)釣りは、これにて閉幕と相成った。






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03

水温上昇

    アイッパラ             2017年5月3日



大型連休後半の5月3日は、朝から雲に覆われた天気となった。
前半から好天に恵まれて絶好の行楽日和が続いていたが、ここに来て一休みと
なり日差しが遠退いた。

だが、この状況こそが「遠投カゴ釣り」には最も良いと思われるのである。
それは、海面からの強い反射鏡に襲われることが無く、常に遠くに浮かぶ「ウキ」
を、目線を切ることなく捉え続けることが出来るからである。

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早朝時に比べると、疎らとなった昼前の八重根港の堤防。
時折、ロッドを絞り込むシーンが・・・


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こちらの一段高い釣り座でも。

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さて、その正体は・・・

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アイッパラであった。

正式名称は スマガツオ と呼ばれているが、島では、ホウサン、ウズラ等、
いくつかの呼び名を持つカツオの仲間である。
生息域は太平洋沿岸から熱帯近くと広く分布しているとのことらしい。
とにかく美味しい魚である。

黒潮本流の接近で、海水温が前々日から上昇したことで回遊して来たようである。

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本日、上がったのは1~3K超  ハリス 5~6号の細仕掛け。

   冷水塊から解放されて、堤防釣りも楽しさを増してきました。
   是非挑戦してみて下さい・・・・・・お待ちしております。












25

シーズン目前

    水温低下               2016年9月25日




島を包み込んでいた黒潮本流が南下して、島はようやく平年値の水温に戻って来た。
チビムロやキビナゴを追いかけて、回遊魚が暴れだすシーズンがまじかに迫って来
たようである。
早速、低堤(八重根港)を覗いて見ることに。





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台風が通り過ぎた後には、秋雨前線が停滞して雨・雨・雨・・・
ようやく晴れ間となった週末の今日、待っていましたとばかりに集まって来た釣り人。

だが、思いの外「活気」に乏しい。
しばらく様子を眺めていたが、ムロアジが姿を見せる気配がマッタク無いのである。
先端では「泳がせ釣り」をしていたが、掛けていたチビムロを確保するのに一苦労
したようである。

どうやら、黒潮が島から離れた数日前からの兆候のようであるが、回復に長い時
間は要しないと思われるのであるが。

今日は「魚無し」となりそうなので、チョイトばかり目線を外して、珍客の「鳥」
とやらを収めることに。


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この鳥を調べてみたら、どうやら「京女鷸(キョウジョシギ)」と言うらしい。
黒、白、橙色のだんだら模様が、京の女が着る衣装のように派手な感じであること
から擬えて、付けられたようである。

だが、観察して見ると、実にがさつでせわしく動き回る鳥である。
堤防中の、こぼれ落ちたアミエビやオキアミを探しては啄み、干乾びた魚の死骸ま
でも興味を示すのである。

京女に見立てられた容姿と、実際の行動にギャップを感じ、命名に疑問を抱いた
のであるが ???
だが、実際の京女は・・・・・・このような女だから???

いや・・・・・・それは違うだろう(汗)


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然う斯うしている間に、どこからともなくやって来た番の雌。
雄に比べると、幾分地味ではあるが、寄り添うかのような仕草は・・・京女・・・?




05

一難去って

    季節は長月              2016年9月4日


今年の台風は北日本で猛威を振るっている。
今までの数の遅れを取り戻すかのように、8月に入ってから量産体制となり、それ
らの全てが北日本を標的にしているのである。

帳尻を合わせる時には、不可思議な事が起こるものである。

遥か南からやっって来るはずの台風が、何故か膝元から生まれ成長し、西へと
去って行ったはずなのに、どうしたことか突然向きを変えて、再び生まれ故郷に
戻って来たのである。

もしかして・・・自分の成長を見てもらいたくて来たのであろうか・・・???


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               南原千畳敷海岸



こちらは厄介な台風に痛めつけられた島オクラ。

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最盛期だけに、生産者にとっては大きな痛手となった特産品。



台風が過ぎ去れば、いつものように平静を取り戻して活気付く堤防。
いつもは工事で立ち入り禁止の「神湊漁港」も、今日は休みとあって詰めかける
釣り人。

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今はサビキ釣りから泳がせ釣りと、主役はムロアジ一色。

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         どうぞ、島の堤防釣りをお楽しみください。




一方、「夏休み」が明けない磯釣りは、いまだに高水温が続き28度台。
投げ込み、カゴ釣りは、今しばらくの感です。

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                 アカハタ





10

 熱き堤防

    雨にも負けず          2015年10月10日


ムロアジの「泳がせ釣り」に沸いていた堤防も、台風23号によって水を差された。
だが、嵐が過ぎ去ったとなると、雨のことなどマッタク構わず、我先にと堤防に足
を向ける釣り人。
「好調」さも原因であろうが、「釣り」そのものが「心を掻き立てる」カンフルの
ようなものではなかろうか。


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波さえ治まれば雨など論外とばかりに、逸る気持ちが足を急かせ、八重根港堤防は
俄かに活気を帯びて来たではありませんか。


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一意専心、無二無三・・・それにしてもご苦労様ではありませんかいなァ~。


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本日の水温は21度台、相変わらず冷水塊に浸かったままである。
だが、このことが「泳がせ釣り」の好調さを維持しているように思えるのであるが・・・


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今日の海は、台風の掻き回した濁りで透明度は下がり、芳しくなさそうな様相では
あるが、それでも、結果を信じて黙々と竿を振り続ける「一心不乱」の釣り人達。


海水温が平年値に戻れば、シマアジもシーズンを迎え、更に熱い堤防となるこ
とでしょう。

熱きチャレンジをお待ちしております。    






   


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