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好かれたもんや

    水温低下           2018年5月25日



海水温が数日前から急激に20度台へと下がった。
南から北上して島を包み込んでいた黒潮本流が東へと逸れて遠ざかり、西から
冷水域を招き入れたことが原因のようである。
海の中は、場所によって20度を大きく下回るほどの冷たさで、地上に例えれば
弥生の月に逆戻りしたような状況となった。


F-52-3 (2)
                 ヨコモウ



数日間低水温が続いたことで、俄然と「フカセ釣り」に気が向いたのであるが、
その場所が、事も有ろうに因縁の「ヨコモウ」となったのである。

海が穏やか過ぎることが気になったが、日差しを遮る雲の厚さに心地良さを感じ
ながら、久し振りのメジナとのご対面に期待を寄せ始めたので
あるが・・・



F-52-1.jpg
               カリキヌ(サンノジ)


ウ~~ン 又かぁ~~!!
又してもこのお方、釣行毎度のお目見えである。
なぜこれほどまでに縁深くなったのであろうか・・・困ったものである(苦笑)


本命の気配を感じることも無く、時間だけの消耗戦。
打つ手も尽きて、最期には極端な棚を探る事になるのであるが。



F-52-2.jpg
               カサゴ


いらっしゃったのはカサゴ。
深い棚の常連ではあるが、フカセでのお目見えは希である。
「棚はこれで良し」と納得を得て、今日の日の最後の賭けに。


F-52-7 (2)
           尾長メジナ



功を奏する一尾であったのか、将又執念の一尾であったのか・・・
やっと来たのである。







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19

再チャレンジ

    海は穏やかであったが      2018年3月18日



F-55-1 (2)
               ヨコモウ



前回、入ることの出来なかった磯「ヨコモウ」に入った。
今日は風裏となったこともあって、穏やかな出迎えを受けることに。


F-55 (3)



釣り場に降ると、旺盛に繁茂していた岩ノリが終焉を迎えたのであろうか、光沢
を失い白く変色した姿となって目に飛び込んで来た。
真冬の磯を謳歌した主も、季節の便りに押し流されるかのように枯渇して行く。
「冬の風物詩」の幕引きであろう・・・寂しいものがある。


観照に浸るも束の間、前回のリベンジとばかりに「フカセ釣り」の支度に取り掛
かる。

今回もロッドは、ゼロサム弾 磯V3 2号 5、3M
    ハリス  ブラックストリーム 5号


開始早々来いらっしゃったのがこちら。

F-55-6 (2)
               カンムリベラ

3K級ともなると突進力は凄まじい。
「焦ることなく時間を掛けて・・・」と思っていても、ハリス5号となると心中穏
やかにはいかないものである。

足場を固め腰を据えて必至の攻防が続く。
やがて朧げながらも魚体が認識出来るまでに、距離を縮めて浮かせの体制に
入った瞬間、鮮やかな「グリーン」色に期待は粉砕され、瞬時に奈落の底へと突
き落とされるのである。
本命への期待は大きかっただけに・・・(笑)


F-55-3 (3)
               サンノジ


次に襲い掛かって来たのがこのお方。
前回の「鮫切りワンド」のサンノジに引けを取らないほどの凄まじい引き
である。
4000番のり―ルも「堪ったものではない」と、悲鳴を上げるドラグの逆転音。
「今度は本命」と期待を抱きながらの攻防であったのだが・・・
又もや裏切られて奈落の底に・・・(大笑)


折れる気持ちを立て直して釣りを続けるも。

F-55-4 (3)
               サンノジ


又しても、「招かざる客」の3連発には意気消沈の戦意喪失・・・(苦笑)

3尾の猛者も流石に疲れ果てたことであろう、メジナのように掉尾することは
無く、ただ横になって澄み切った春の青空を見上げているだけなのである。

渾身の呼吸であろうか、青色吐息が微かに伝わって来るような3尾の方々に、
二度と「青空を眺めに来るでは無い」と言い聞かせて、早々に御帰宅頂いた。


F-55-5 (2)



想定外の招かざる客に翻弄され、出番のなかった尾長メジナがどうにか一尾。

帰りの急勾配の登り坂は、足取りも重く感じた「不完全燃焼」の吐息坂となった。

だが、果敢に対峙したゼロサム弾磯V3は、猛者に余裕を見せ付けた強いロッド
であると「意気揚々」の凱旋となったのである。





















12

アクシデント

    予想外                  1080年3月12日



F-56 (2)
              ヨコモウ


ヨコモウの磯に入る予定でいたが、予想以上にウネリが高く、釣り座に被る波の
様子を暫しの観察となった。
「別の場所」へとも考えたが、右手奥の釣り場「鮫切り」が突如として脳裡に浮
かび躊躇いなく足を運びことに。


F-56-1 (2)
             鮫切りのワンド


だが、「静かであろう」と思いこんで釣り座へと降りたものの、想定外の状況
に緊張が顔を覗かせ・・・・・・さあ~~どうしようか?

西からの風を遮り、飛沫を避けられる釣り座を見定められるかのチェックタイム。

やがて・・・ここならOKとのGOサイン発令と相成り。


F-56-4 (2)


白濁の波間から早速「いらっしゃった」のは、実に綺麗なデップリ容姿の口太
メジナ。
水温19度、若干の上昇も手伝い間髪を入れずに続くイスズミ。



F-56-3 (2)


そして、予想外の強烈な引きに襲われることに。

リールは、悲鳴を上げてラインを吐き出し、沖へ沖へと疾走されるがままに。
ドラグを締めたくても5号のハリスでは心持たない。

それでも、ロッドを立てて走りを緩め、必死の抵抗で反撃攻勢の機を待つ。
ロッドの絞りが心持ち軽くなった瞬間、リールが今とばかりに巻き上げに掛かる。

敵も然るもの、再び反撃の狼煙を上げて横へと走る。
走らせて成るまいと、ロッドは逆へと向きを変えて押さえ込みに掛かる。

               
               
               

どれほどの時間を要した攻防であったろうか。
ようやくタモ入れへと漕ぎ着けたのであるが・・・


F-56-2 (2)


7メートルのタモの柄が辛うじて届く高さからの取り込みは、これまでで一番大き
なウネリに襲われることに。

タモ網に収め取り込みに掛かろうとしたその時、襲い掛かる横波に攫われまいと
必死に抵抗したタモの柄は「 バキッー!」の大音響と共に真っ二つに
圧し折られてしまったのである。

敵は3K超のサンノジであった。







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念願の磯

    ツケゲイ           2018年2月27日



予てから、釣りでの入磯を願っていた場所にようやく入ることが出来た。

この磯は今季、岩ノリを採り続けて来た場所であるが、それも一ヶ月程で
一段落を迎えることが出来て、待ちに待った「フカセ釣り」へと相成った。

以前にも、この場所の権利を得たことがあったが、当時は天候の影響を
受けて岩ノリ取りが捗らず、釣りのチャンスを逸してしまった因縁の磯である。



F-57.jpg



いつもの岩ノリ採りは、弥生の月までかかっていたが、今期は海況に
恵まれたこともあって、予定の量を早々に確保することが出来た。



F-57-3.jpg



この磯は極めて低い磯である。
高いウネリは真面に波を被り易く注意を要する磯で、その日の波の
状態を慎重に見極めてからの入磯となる。

磯の先端には入ることは出来ないので、釣り座はその手前左側か、又は、
右側の何れかになるが、左側は4~5M先から急激に深くなるため、
取り込みの際に潜られることを念頭に。



   F-57-4.jpg



本日の水温は18・5度の中潮。
黒潮本流の端にあって潮位は高く、一見、海は穏やかに見えるが、
時として足元を洗うほどの波も。

本日の使用ロッドはゼロサム磯の弾V3 2号。
初っ端に際で潜られたが、胴で矯めての抜き上げは全体の調子
と共に中々なものである。

メーカーである宇崎日新のロッドは、評価がそれぞれに分かれるところ
であるが、このロッドに関しては、コストパフォーマンスを含め侮れない
ものに・・・。



F-57-2.jpg


本日の釣果  尾長メジナ 43センチを頭に4尾。
数こそ伸びなかったが、これからに期待を繋ぐ「念願の磯」であった。









20

ベストの状況ではあったが

    潮汲み場               2018年1月20日



黒潮の流れが長期間大蛇行を続けている。
通常の流れから突然大きく南に直下降して、そこから再び北に大きく向きを変
へ、八丈島を包み込みながら房総沖へと向かう流れとなっている。
だが、その流れが数日前から西へとコースを変えて、島から大きく離れ始めたの
である。

黒潮が離れると海水温は下がるのが一般的のようであるが、同じ海水温の海
域が広いためなのか温度の変化に影響はなさそうである。


F-60 (2)
               潮汲み場



本年三度目の釣行となったが、海の状況を確認するなり「今日が一番良い」、
しかも「ベストコンディション」とばかりに期待を膨らませフカセ釣りに臨んだ
のであるが・・・



  F-60-1.jpg



本日は中潮、下げに入ってからの開始後間もなくオナガメジナが続いた。

だが、その後は多種多様な「招かざる客」の独壇場となり、本命のメジナは追い
遣られるように影を潜めた。
執拗なラブコールを撒き餌に託し懸命に誘いを掛けたが、再び活性を見せること
は無かった。



  F-60-2.jpg


      今季のメジナはデップリとして脂がのっています。
      どうぞ、釣味、食味をタップリとご堪能ください。









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