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どうだろかい

    気配はそろそろ                  2012年11月29日


黒潮本流が南下して八丈島を包み込むようになって来た。
これで水温が上がるのではと思われていたが、意外や意外、21度台を維持しているので
ある。

この温度にまで下がってくると、気のハヤイ者にはメ・ジ・ナの三文字が俄かに頭の中を
そろそろ そろそろ・・・と這い出して来るのである。



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そんな訳で、やって来たのはアカサり
釣り座の足元を見れば、褐藻類が冬への衣替えを始めているではありませんか。


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海は穏やかであるがその分サラシ不足、沖目のサラシまではかなりの距離なのでフカセを
諦めてカゴでの遠投となった。

そして・・・来るのはダツ、ダツ、ダツ・・・凄まじい猛攻に愕然。
「この水温でイッタイどうゆうことなんだ?」・・・頭を捻るも打つ手無し。
これには戦意喪失、暫く竿を置き休戦。

今日はどんよりとした空模様、予報どうり次第にアヤシクなって来た空を見上げ、「雨の
来ぬ間に」としだいに気が逸り出す。

ダツは「マキ餌で振り払う」しかない・・・だがその分のマキ餌の用意は十分ではない
今日の準備。
しかし、雨となるまでの時間はあと僅か、惜しみなくマキ餌を注込むと意を決めての再開
となった。


マキ餌を打つ 打つ・・・何とかブッ散らそう、 ブッ離そうと打つ 打つ・・・脱ダツだぁ~。

そして、来た!、来た!となったのがこのお方。
マダイのダイちゃんであった。


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そして、このお方たちも続く・・・続く。


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                  ナンヨウカイワリ
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だが、投げているポイントには、「狙いの黒いモノ」の気配は感じられない。
コッパすら姿が見えないではないか。

ポイントを足元に変えて、棚を深くとり探ることにしたのだが・・・
撤収へのカウント ダウンなのか、雨粒がポッリ ポッリと落ち始めたのである。

「今日はこれまでか」と呟きかけたその時、静かにウキが消し込まれた。

これこそ今日の狙物「黒い貴方」に間違いなしと、巻く手に一瞬緊張が走ったのだが、
やがて、その巻く手が次第に違いを感じ取り、緊張から解れて拍子抜けになって来たので
ある。

そして そして、暗くなり始めた海面からは・・・なんと黒ならぬ真っ赤な魚体が・・・


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沖なら兎も角、この浅い磯での21度台の水温で、ナンテ コッチャ アカハタ君?!


    時間はちょうど日没、弱雨が撤収せよと我が身を急かせる。
    黒が赤となってしもうた今日の釣行・・・お預けである。

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